名南経営 コンサルタント 亀井英孝の 千年続く 会社をめざそう | 経営者会報 (社長ブログ)
企業永続のためのヒントを、実例をもとにした考察で導きだします
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「損得」ということ
千年続く 会社をめざそう⑩
■「損得」ということ■
いつの時代も、お金に対する姿勢は、その人の人格を端的に表わすものであると思います。
先日も、さも自慢げに「ゴネ得だった!」と満面に笑みを浮かべ、その手柄(?)話を延々とお話になる方がいらっしゃいました。最初の内は、内心「可哀想に・・・」と思いながらも、「それは良かったですね」などと話をあわせてみたものの、余りにも続く耳を覆いたくなるような話の連続に、「これ以上お話になると、あなたへの信用はマイナスに突入しますが、お続けになりますか」と釘を刺しました。
でもその方はキョトンとしている。「何言ってるの、この人」という感じで・・・。本人は気付かないものなんですね。
「ゴネ得」以外にも、お金に関する悪しき習慣はあります。
・払込期日を守らない。いつまで経っても払わない。
・サービスを受けてから値引きを要求する。
・請求額よりも少ない額しか支払わない。
・勝手に手形サイトを延ばす。
・勝手に振込手数料を差し引いて振り込む。
などなど。
もちろん、相手の“快諾”があれば別ですが、多くの場合は不承不承の承諾か、ないしは未承諾でやってしまっていることが多い。「それがうちの業界の商習慣だから・・・」などといって・・・これが大問題です。
冷静に考えれば当然のこと。「自分がされたらどうなのか?」という問いを自らに投げかけてみれば明らかです。そういうことをする人を信頼することができますか?自分が相手の立場だったらやられたくないことをしてはいけません。ただそれだけのことです。
逆に、お金の払いが綺麗な人は、それだけで信頼を得られるもの。更には感謝をされて、報恩も受けられるようになる・・・
何も「余分に払え」と言っているのではありません。お互い商いですから、お金にはシビアでなければなりません。でもその交渉はキッチリと事前に行い、交渉が成立したらその約束事はキッチリ果たす。ただそれだけのことです。
「ゴネ得とどこが違うの?」という声が聞こえてきそうですが、言葉面ではなく、心で捉えていただければお分かりいただけると思います。要するに「お互いが快く納得できる」ことが前提なのです。
目先の欲得に目がくらみ、将来の信用を失うようなことをしてはいけません。本当の「得」は「徳」に通じるものでなければならないのだと思います。
■名南コンサルティングネットワーク こちら>>>
■日本法人会千年経営研究会 こちら>>>
■「損得」ということ■
いつの時代も、お金に対する姿勢は、その人の人格を端的に表わすものであると思います。
先日も、さも自慢げに「ゴネ得だった!」と満面に笑みを浮かべ、その手柄(?)話を延々とお話になる方がいらっしゃいました。最初の内は、内心「可哀想に・・・」と思いながらも、「それは良かったですね」などと話をあわせてみたものの、余りにも続く耳を覆いたくなるような話の連続に、「これ以上お話になると、あなたへの信用はマイナスに突入しますが、お続けになりますか」と釘を刺しました。
でもその方はキョトンとしている。「何言ってるの、この人」という感じで・・・。本人は気付かないものなんですね。
「ゴネ得」以外にも、お金に関する悪しき習慣はあります。
・払込期日を守らない。いつまで経っても払わない。
・サービスを受けてから値引きを要求する。
・請求額よりも少ない額しか支払わない。
・勝手に手形サイトを延ばす。
・勝手に振込手数料を差し引いて振り込む。
などなど。
もちろん、相手の“快諾”があれば別ですが、多くの場合は不承不承の承諾か、ないしは未承諾でやってしまっていることが多い。「それがうちの業界の商習慣だから・・・」などといって・・・これが大問題です。
冷静に考えれば当然のこと。「自分がされたらどうなのか?」という問いを自らに投げかけてみれば明らかです。そういうことをする人を信頼することができますか?自分が相手の立場だったらやられたくないことをしてはいけません。ただそれだけのことです。
逆に、お金の払いが綺麗な人は、それだけで信頼を得られるもの。更には感謝をされて、報恩も受けられるようになる・・・
何も「余分に払え」と言っているのではありません。お互い商いですから、お金にはシビアでなければなりません。でもその交渉はキッチリと事前に行い、交渉が成立したらその約束事はキッチリ果たす。ただそれだけのことです。
「ゴネ得とどこが違うの?」という声が聞こえてきそうですが、言葉面ではなく、心で捉えていただければお分かりいただけると思います。要するに「お互いが快く納得できる」ことが前提なのです。
目先の欲得に目がくらみ、将来の信用を失うようなことをしてはいけません。本当の「得」は「徳」に通じるものでなければならないのだと思います。
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