名南経営 コンサルタント 亀井英孝の 千年続く 会社をめざそう | 経営者会報 (社長ブログ)
企業永続のためのヒントを、実例をもとにした考察で導きだします
- トップページ
- 人の真価、ということ
人の真価、ということ
千年続く 会社をめざそう⑪
■人の真価、ということ■
新人とベテラン、一体何が違うのだろうと考えた時、多分それは「失敗の多さ」にあるのだろうと思います。もちろん、失敗は多くても、そこから学ぶことが少ない人は、何ともなりませんが・・・
一方、人の真価というものは、緊急時・非常時にはっきりと現われるもの。この真価もまた、「失敗の多さ」とそこから気付くこと、学ぶことの多さによって磨かれるものだと思います。
元来人間は、利己的で、保身的で、わがままで、自分勝手で・・・
そんな人間が若い頃はどうしても「我」が出る、というよりも、「我」しかないから、どうしても利己的で、保身的で、わがままで、自分勝手な言動を取ることになる。
ところが、そんな言動を取っていて、うまくいくはずがなく、衝突したり、クレームを受けたり、雷を落とされたり・・・
そのような経験の中から、何をやってはいけないのか、どうしなければならなかったのかを学んでいく。結果として「他責から自責へ」「自利から利他へ」と自己革新していくのだと思います。
ところが、失敗が少なかったり、失敗しても他責や自利から抜け出すことができなかったら、人間が磨かれていかない。そういう人は、「まさか」の時に、人から疎まれるような行動しか取れない。だから人心が離れていってしまうのだろうと思います。
人は失敗からしか学ぶことができません。成功は、確かに嬉しくて、楽しくて、満足して、有頂天になることができます。しかし、学びは少ない。人は失敗から多くのことを気づき、学ぶことができるのです。
よって失敗を恐れず、失敗から気付き学ぶ姿勢が何よりも必要です。
そして人の上に立つ者にとって、いかに社員さんや部下に「効果的な失敗をさせることができるか」が最大のテーマになります。要するに、社員や部下の失敗を心から喜べるようでないといけない。社員や部下の失敗に対しては、「顔で怒って、心で笑う」といった二重人格的対応が大切なのだと思います。
まさかのときに、本当の真価が問われる。その真価は、失敗とその受け止め方、対処の仕方によって磨かれていく。自分自身の人間的成長を考えるときも、部下育成を考えるときも、大切な視点だと思います。
■名南コンサルティングネットワーク こちら>>>
■日本法人会千年経営研究会 こちら>>>
■人の真価、ということ■
新人とベテラン、一体何が違うのだろうと考えた時、多分それは「失敗の多さ」にあるのだろうと思います。もちろん、失敗は多くても、そこから学ぶことが少ない人は、何ともなりませんが・・・
一方、人の真価というものは、緊急時・非常時にはっきりと現われるもの。この真価もまた、「失敗の多さ」とそこから気付くこと、学ぶことの多さによって磨かれるものだと思います。
元来人間は、利己的で、保身的で、わがままで、自分勝手で・・・
そんな人間が若い頃はどうしても「我」が出る、というよりも、「我」しかないから、どうしても利己的で、保身的で、わがままで、自分勝手な言動を取ることになる。
ところが、そんな言動を取っていて、うまくいくはずがなく、衝突したり、クレームを受けたり、雷を落とされたり・・・
そのような経験の中から、何をやってはいけないのか、どうしなければならなかったのかを学んでいく。結果として「他責から自責へ」「自利から利他へ」と自己革新していくのだと思います。
ところが、失敗が少なかったり、失敗しても他責や自利から抜け出すことができなかったら、人間が磨かれていかない。そういう人は、「まさか」の時に、人から疎まれるような行動しか取れない。だから人心が離れていってしまうのだろうと思います。
人は失敗からしか学ぶことができません。成功は、確かに嬉しくて、楽しくて、満足して、有頂天になることができます。しかし、学びは少ない。人は失敗から多くのことを気づき、学ぶことができるのです。
よって失敗を恐れず、失敗から気付き学ぶ姿勢が何よりも必要です。
そして人の上に立つ者にとって、いかに社員さんや部下に「効果的な失敗をさせることができるか」が最大のテーマになります。要するに、社員や部下の失敗を心から喜べるようでないといけない。社員や部下の失敗に対しては、「顔で怒って、心で笑う」といった二重人格的対応が大切なのだと思います。
まさかのときに、本当の真価が問われる。その真価は、失敗とその受け止め方、対処の仕方によって磨かれていく。自分自身の人間的成長を考えるときも、部下育成を考えるときも、大切な視点だと思います。
■名南コンサルティングネットワーク こちら>>>
■日本法人会千年経営研究会 こちら>>>
- 2014年1月(2)
- 2013年12月(1)
- 2013年10月(1)
- 2013年8月(1)
- 2013年7月(2)
- 2013年6月(2)
- 2013年3月(1)
- 2012年12月(1)
- 2012年10月(2)
- 2012年9月(1)
- 2012年8月(2)
- 2012年7月(2)
- 2012年6月(2)
- 2012年5月(2)
- 2012年4月(2)
- 2012年3月(2)
- 2012年2月(2)
- 2012年1月(2)
- 2011年12月(2)
- 2011年11月(2)
- 2011年10月(1)
- 2011年9月(2)
- 2011年8月(2)
- 2011年7月(2)
- 2011年6月(2)
- 2011年5月(2)
- 2011年4月(2)
- 2011年3月(2)
- 2011年2月(3)
- 2011年1月(1)
- 2010年12月(2)
- 悪い報告ができる組織をつくる、ということ [01/28]
- 明るい組織にする、ということ [01/17]
- 真の「自信」ということ [12/26]
- 本当の「倍返し」ということ [10/29]
- 決断の本質は「捨てる」肚の括りにあるということ [08/28]
- 「他責」か「自責」かで人生は変わる、ということ [07/31]
- 最高のものにふれる、ということ [07/19]
- 「好き嫌い」で決める、ということ [06/25]
- 育てるために「アウトプットの場を設ける」ということ [06/11]
- 商いとは壮大な「物語」である、ということ [03/06]
- 部下指導は「できる」から始まる、ということ [12/28]
- 約束を守る、ということ [10/30]
- 肚を括ることのできる採用をする、ということ [10/16]
- 責任をもって育てる、ということ [09/28]
- お客様に寄り添う、ということ [08/29]
- 「やらせる」のではなく「やりたくさせる」ということ [08/14]
- 不安を取り除く、ということ [07/24]
- 実は過去は変えられる、ということ [07/17]
- 意思決定する、ということ [06/26]
- 長年の功労者を遇する、ということ [06/15]